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2019.07.13 HP公開しました。
2019.05.06 HP開設しました。
in・te・gral [ɪntəɡrəl]
[形容詞] 1. 全体を構成する[のに絶対必要な]、必須(ひっす)の 2. 完全な、欠けるところのない(en・tire) 3. 《数》整数の、積分の
――[名詞] 1. 完全体、全体 2. 《数学》整数、積分
(旺文社 英和中辞典より)
◇ ◇ ◇
占い師がこういうことを言うのもどうかと思うのですが、
占いは隠された物事のありよう、まだ見ぬ未来を見通す技術です。
私の思うことはこうです。
「情報は人間を幸福にするだろうか」
現代は情報の時代です。
しかし、それで私たちは幸福になれたかどうか?
たしかに、便利にはなりました。自分の願いを叶えやすくなり、
ですが、それと同じか、あるいはそれ以上に不安や不満、
知るだけ、情報を手に入れるだけでは幸福にはなれない。
幸福には決断と行動が重要です。
「意志を成し遂げる」心身の強靭さが重要である――。
私にはそう思えてならないのです。
占いをする私は、多くの人の「生」に出会います。
いろいろの想いをうかがいながら、常に実感することは、今のこの時代を生きるには、
自身の理想の姿と現実。
自分の願いの通りの姿で生きていたい。
どうも自分は理想や願望に届かないのではないか、
自分は受け入れてもらえないのではないか?
誰にも愛されないのではないか。
こうした想いにさいなまれる方は少なくありません。
私はいつも思います。
「いつ、誰が、あなたにはそれが無理だなんて言ったのです?」
自分には理想の自分を成し遂げるだけの資格があり、
堅固な自己肯定感を抜きには幸福を手にすることはできません。
幸福への最初の関門は、自己肯定感の獲得なのです。
では、どうすれば、
自己肯定感、これは極めて個人的で、絶対的な問題です。
世間一般の言う幸福の条件、
誰もが成功者と認める一流の人生を送る人であっても、
それらの根底にあるものは、生きてある自分自身の限界、
自己肯定感とは世間的な成功の量ではありませんし、
そもそも「自己肯定感」という言葉がよくないかもわかりません。
自分を肯定しよう、
絶対感を得るには、何よりもまず、自分を感じ、
物質として存在する自分自身さえ感じることもできないのに、
自分の身体さえつかまえられないなら、
だから身体トレーニングなのです。実体としての自分自身に触れ、
自分の身体を感じた、実存の自身に出会ったとして、
その身体に載っている自分自身、
占いはここにおいて、大いに資するところがあるでしょう。
より深く、貪欲に自身の生を獲得せんとするなら、己の来し方、
夜道で速度を上げる自動車が、ライトをより高く掲げるように、
インテグラル・
身体と精神、感覚と思考、これらを統合し、本来的なあるがままの自分、欠けたるもののない自分自身を回復する、そしてそれが至極当然で、幸福なことなのだという確信を目指す